皆さんこんにちは!「紙があれば何を書こう」のブログ運営者サーチです。
今日は日本中がお祝いムード!メリークリスマス!
雪も降る地方多くホワイトクリスマスが楽しめそうですね!
そんなクリスマスですが日本ではどうしてクリスマスを祝うのでしょうか?
こんな疑問を持っている方に解説
そもそもクリスマスとは何?
いつクリスマスは日本に定着したの?
何故お祝うするのか?
そもそもクリスマスとは何でしょうか。
お祝いムードになるクリスマスですが「その日はキリストの誕生日」と聞いたことがある方は多いかもしれません。
しかしキリストの生年月日はどこにも記述おらず実際はいつか分からないそうです。なのでクリスマスは「キリストの誕生日」ではなく「キリストの誕生をお祝いする日」として定めているそうです。
ちなみに何故お祝いを12月25日にした理由もわかっておらず、意外にも由来は不明確が多いイベントのようです。
それが今では世界中で一大イベント行事として行われているのでスゴイことですよね!
日本のクリスマスはいつ定着したのだろう?
このように日本では一大イベントとして行われるクリスマスですが定着したきっかけはあるのでしょうか?
日本で一番早く始めた最古のクリスマスは1552年に現在の山口県において行った降誕祭であるといわれています。
では定着したのはいつごろでしょう?
それは1927年から20年間の12月25日ではないでしょうか。
大正天皇とクリスマスの意外な関係!?
大正天皇の崩御日である12月25日は「大正天皇祭」として20年間国民の祝日になりました。
つまりクリスマスに国民は休日として過ごしていたことになります。
これが現在日本のクリスマスが定着した大きな理由といわれています。
「大正天皇祭」があった1927年ごろはカフェや喫茶店でクリスマス特別メニューとして提供するお店やクリスマス仮装して
接客を行うお店などが増えてきていました。
そこでクリスマス文化に触れる機会は増えていったのでしょう。
偶然でしょうが天皇とクリスマスに意外な関係があったんですね。
クリスマスの歴史
しかし1552年に行ったクリスマスから日本に定着するまで随分と時間がかかったように思います。
それは徳川家康がキリスト教を禁教としたことが理由に挙げられます。そこで一度クリスマスはなくなってしまったんですね。
再びクリスマスが登場したのは明治37年に「明治屋」が銀座へ進出した時です。「明治屋」はクリスマス向け商品を販売。広くクリスマスが受け入れられるようになっていきます。
そこで上記の「大正天皇祭」がきっかけで過熱したわけですね。
そこから1950年頃子供の数が爆発的に増えます。ベビーブームの時期ですね。
デパートのクリスマス商戦がいたるところで始まります。そして現在のクリスマスになっていきます。
日本はなぜクリスマスを祝うのか?
そもそもキリスト教は世界3大宗教の1つで多くの信者がいます。
ですが世界的に見ても日本人は数少ない「無宗教」の国民が多い国です。
必然的にクリスチャンの割合も少ないです。それでも日本は「キリストの誕生をお祝い」していることになります。
宗教を信じていない人からすれば無関係なクリスマス。それでも盛り上がっているのは日本の国民性ではないでしょうか。
日本人はお祭りが大好きです。なので「無宗教」でもお祭りのようにイベントを楽しんでいるのではないかと思います。
そこに拍車をかけたのは日本企業。日本のクリスマスには「ケーキ」「チキン」「プレゼント」はつきものです。しかしキリスト教を信じている人のクリスマスは教会にお祈りしたり、家族で食事に出かけたりと意外と地味なようです。
つまり日本ではクリスマスというイベントをビジネスに利用としたからなのではないかと思っています。クリスマスには「ケーキ」を「プレゼント」を買わないといけない。そういう文化にしてしまったわけですね。
その普段とは違う特別な雰囲気にあてられてお祝いムードになってしまうわけです。
もちろんそれが悪い事とは一切思いませんがそういった背景を調べてみるのは面白いですね。
それでは皆様、メリークリスマス。