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今回のテーマはETF 「VYM バンガード・米国高配当株式ETF」について紹介します。
前回に続いてETF VTIにも劣らない人気のVYMです。
VTIとVYMの違いって何?
VYMの魅力を知りたい?
VYMは高配当だけじゃない?
こういった疑問にフォーカスします。
YYM
前回はVTIについてご紹介しました。(ETFと投資信託の違いについても紹介しています)
しかしETF紹介の中で絶対に外せないのがこのVYM。
VTIとはまた違う魅力が備わっています。
運用会社はVTIと同じバンガード社です。
VYMの正式名称は「Vanguard Dividend Yield ETF」バンガード米国高配当株ETFとなっています。名の通り配当金を重視する投資家に向けたETFとなります。
早速詳しく見ていきましょう
VYMの魅力
構成銘柄数が多い
VYMの構成数は400。多くの業種、銘柄に分散投資が可能でありリスク軽減に最適です。
個別株1社、2社と少数だけで運用すると株価が下落した時大きなリスクを受けます。しかし分散投資で様々な業種に投資しておけば下落する企業があっても、多数の投資先でカバーできます。リスク軽減に有効とされる方法の1つですね。
信託経費が低い
ETF自体経費率は低い傾向がありますが、VYMも例外ではなく経費率が低めに設定されています。
VYMの経費率は0.06%。つまり運用コストが低いことになるので長期投資にも向いていますね
とここまではVTIとメリットは同じです。
VYMが人気である最大の理由は配当にあります。
配当利回りに期待できる
VYMは米国市場の高配当利回り銘柄で構成されているため高めの配当金が期待できます。
主な構成銘柄
JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー
ジョンソン・エンド・ジョンソン
ホーム・デポ
プロクター・アンド・ギャンブル
バンク・オブ・アメリカ
エクソンモービルなど
金融系の銘柄が多く、業績が安定している大手企業、高配当で有名なエクソンモービルとバランスよく構成されています。
VTIでは1%程度の配当利回りですがVYMはその3倍の3%前後の利回りが期待できます。
株価リターンも期待できる
高配当の銘柄では株価のリターンが期待しにくいというデメリットがありますがVYMは株価リターンも期待できます。
インカムゲインとキャピタルゲインの両方に期待できるという優秀なETFとなっています。
VYMは構成銘柄が多いため小型株、成長株も含んでおりハイテク株の比率も高めです。これまでも株価を上げてきた実績もありますし、これからも上がる可能性は高いです。
リーマンショック、コロナショックどちらも乗り越えて右肩上がりです。
デメリット 配当に期待できるがもっと高配当のETFはある
VYMは配当利回りに期待できますがここより高配当なETFは存在します。
こちらも高配当で有名なETF、SPYDやHDVなどはVYMより配当が高くSPYDは5%近くの配当を期待でき圧倒的です。
もちろんこの2つもおススメしたいところですがVYMを特におすすめしたい理由は上記の通り、株価のリターンがVYMは期待できます。
私は長期保有が目的ですので配当金が高くても株価が下がっていくと精神的に不安になります。安心しながら保有しやすいという意味ではVYMが最適だと私は考えます。
皆さんはどういった投資スタイルを目指すか?改めて向き合いながらじっくり分析する必要がありますね。
投資は自己責任で。