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本日のテーマは「脱炭素 投資」について解説していきます。
いま、話題の「脱炭素関連への投資」
脱炭素関連の投資とは一体何なのか?
脱炭素関連の投資は買いなのか?
どんな脱炭素関連銘柄があるのか?
そういった悩みの参考になればと思い書きました。
そもそも脱炭素関連への投資ってなに?
脱炭素とは、地球温暖化の原因となる代表的な温室効果ガスである二酸化炭素の排出量をゼロへと目指す取り組みのことを言います。
近年では異常気象による自然災害が増えています。日本だけではなくそれは世界的な大問題で農作物の不作、水資源不足、様々な生物の生態系影響。異常気象による影響は深刻です。
その異常気象の原因が二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの発生が原因で地球温暖化が進行し引き起こされるとされています。石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料の燃焼が主な発生源とされていて日本はもちろん火力発電に頼ってきた国は化石燃料への依存脱却が急務とされているのです。
そんな脱炭素関連への投資、つまり
環境問題に取り組んでいる企業への投資ということになります。
脱炭素関連銘柄への投資は買ったほうがいいか?
結論から言うと長期保有前提なら買うのもアリなのではないかと思っています。
これから世界中が「脱炭素」に向けて動き出します。日本でも「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」と表明しています。
しかし、なぜ今頃注目されたのでしょうか?
温暖化についてこれまでにも世界各国は長年話し合いを重ねてきました。進展はないままになっていましたが脱炭素社会の実現にに向けて2015年に大きな転機が訪れます。
それは「パリ協定」が採択されたことです。
この協定には世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より充分に低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追究することを、日本を含む約190ヵ国で合意したものでまさに世界規模で脱炭素社会実現に向けた取り組みが行われていきます。
実際、これからは民間企業も業績だけなくどれだけ二酸化炭素を排出しないか等の課題も出てきます。脱炭素に協力的であれば国から支援を貰えるでしょうし、非協力的なら国からのペナルティも厳しくなってくることが考えられます。各企業はクリーンエネルギーにシフトしていかなければいけない状況となっていくでしょう。
とはいえ、すぐに化石燃料に頼っていた国がすぐにシフトチェンジできるわけもなく課題は山積みです。これから徐々に解決に向けて取り組みが本格化していくでしょう。
だからこそ「脱炭素関連」への投資はアリだと考えます。短期でみれば目立った上昇はないかもしれませんが全世界が長期的に掲げる目標だからこそ株価も安定して長期的に上昇するのではないでしょうか。
脱炭素関連の投資ってどんな銘柄があるの?
主にクリーンエネルギーとして挙げられているのは太陽光、水力、風力発電などで得られる電気でしょう。ほかにも水素やアンモニアをエネルギーとして活用する方法も研究が進んでいます。これからもいろんなものがエネルギー減として使われていくでしょう。
ここで一番に思い付くのが「自動車業界」ではないでしょうか。自動車は電気自動車へ大きく転換しています。いわゆるEV化ですね。ほかにも水素自動車であったりとガソリンで走る車は減少していきます。各企業も研究開発に努めておりエネルギーをシフトチェンジしていく傾向です。
しかし「自動車業界」は一例にすぎずほかにもたくさんの企業があります。
どこに投資すればいいの?と悩んだときにうってつけのものが投資信託になります。
投資信託の解説を別の記事で紹介しています。
おススメファンド3選
いろんな企業があり一つ一つ調べるのはとても大変です。
なので丸ごと投資しちゃいましょう。そんな時に活用できるのが投資信託。
3つおススメを紹介します。
1、脱炭素テクノロジー株式ファンド
ここでは日本を含む世界の株式などから脱炭素社会の実現に向けたソリューションを提供する企業に投資し、信託財産の成長を目指します。
2、脱炭素ジャパン
高い技術力とサービス品質を持ち脱炭素関連分野で世界をリードしようとする日本企業に投資します。
組み入れ上位銘柄 信越化学工業、三菱ケミカルホールディングスなど
3、脱炭素関連世界株式戦略ファンド
世界の脱炭素関連企業に投資するファンドです。世界各国の上場または上場予定の企業となっており、脱炭素関連企業の成長性と株価の割安度を検証したうえで銘柄が選定されます。
組み入れ上位銘柄 トレイン・テクノロジー、ケリー・グループなど
どれも成長が期待されるファンドです。
個人的には日本企業中心の脱炭素ジャパンもいいですが「脱炭素」は世界全体の共通目標なので世界中の株式を組み入れているファンドも魅力的に感じます。
私は急成長している銘柄よりは安定している銘柄の方が長期保有しやすいです。急成長していると一時的なものかもしれないしすぐに急落するかもしれない。安心できないんですよね。
でも安定している銘柄は精神的に安心できます。余裕も生まれ冷静に判断し無理な投資も行うことはなくなります。
そんな中紹介させてもらった「脱炭素関連の投資」一度ご検討ください。
投資は自己責任で。