こんにちは!
「紙があるなら何を書こう」にお越しいただきありがとうございます!
今回のテーマは「金融資産について」です。
自分の貯蓄額は他人から見て多いのか?少ないのか?
どれくらいの人が投資を行っているんだろう?
また、投資に対してどのような考えを持っているんだろう?
一度は気になったことあると思います。
私の周りでは投資をしていると話しても実践している人は少なく、珍しがられることもあります。
「投資をする人が多くなった」とよく聞きますが、まだまだ実践に至る人は少ないようです。
そこで今回は話しにくい、ほかの人の保有資産状況について調べてみようと思いました。
世代別に金融資産、貯蓄額を見てみる。
平均値と中央値がかなり離れていますが、
平均は少人数でも保有額が多く持っている人がいると平均は高くなります。
個人の感覚が近いのは中央値かもしれませんね。
20代から60代と平均値と中央値どちらも増えていっていますね。
しかし60代から70代で保有額が減っています。これは就職で定年を迎え収入が減ってしまったことが
考えられます。
40代から50代はある程度、「家庭も落ち着き仕事も役職が付き収入が増えた。」といったところでしょうか。
30代から40代では結婚や家の購入などで保有額が増えにくいのが想像ができます。
老後は2000万円が必要といわれる今、どの世代をみても2000万の保有はできていないことが分かります。
保有金融資産を見てみる
これは年代別の保有金融資産の意識調査となります。
このアンケートも興味深く、2012年から2019年まで徐々に意識は上がっていき2020年を境に大きく
保有意識が跳ね上がっています。
たとえ元本割れリスクを背負ってでも資産を増やそうと考える人が多いのが分かります。
コロナショックで将来の不安を抱える方も多く、「お金の勉強」を始めた人も多かったようですね。
私も本格的に株式を購入しはじめたのは2020年のコロナショックからでした。
世代別、保有金融商品
5000人を対象とし、口座を保有しているのは4949人。99.0%とあります。
株式は36.1%
気になるのは株式で平均は36.1%。
このブログを読んでいる皆さんはこのデータをみて、投資意識は高いと感じるだろうか。低いと感じるだろうか。
それはご自身の世代で変わってくるかもしれません。
20代では18.8%であり平均の約半分しか満たないですが
70代では46.1%とはるかに平均を超えています。
かなりの差がありますね。
お金に少し余裕ができた30代で投資をはじめ、40代でまとまったお金が必要となり株式を売って
50代で再び投資を再開。60代以降は年金とは別に株式不労所得で保有し続けているといったところでしょうか。
推測の域を出ませんがデータから考察できることもたくさんありますね!
積み立て型保険商品38.9%
そして僅差ですが株式より割合が高い積み立て型保険商品。
これは意外と若い世代から利用している割合が高い傾向があります。
保障が出るだけでなく積み立てていけば保険金が戻ってきますからやはり人気の金融商品の一つですね。
投資に対しての意識
ここまでいろんなデータを見てきましたが
調べて意外だったのは2021年にはリスクを背負っても収益性の高い金融商品を保有しようと思っている方が半分近くもいるということに驚きました。
もちろん金融商品なので全部株式ではないでしょうが意外と割合が高かったですね。
圧倒的、貯蓄志向の日本の意識が年々少しずつ変化しているのが分かる興味深いデータでしたね。
積み立て型の保険では20代の割合も高い傾向がありましたが、株式投資では20代では少ない傾向もちょっと意外でした。
収入面や知識不足、様々ありますが
もしかしたら20代の若い方が株式投資によるリスクを重く感じすぎている傾向もあるのかなとも私は感じました。
しかし60代、70代では投資の割合は保険の割合を超えているので将来のためのお金という目的のためなら保険より投資を若い内から挑戦するのもありだと思います。
いかがでしたでしょうか。
今回は金融広報中央委員会のホームページからデータを引用しました。
これ以外にも様々なデータがありますので覗いてみると新しい発見があって面白いかもしれません。
またチェックしてみてください。
それではまた次のブログで。