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【予想外のサプライズ】急激な円高・ドル安へ日銀、実質上の利上げ

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皆さん、こんにちは!「紙があれば何を書こう」の運営者サーチです。

今回のテーマは「円高 日銀利上げ」について解説します。

記事はこの疑問について解説。

1ドル130円を割る円高はどうしておきたのか?

日銀は利上げしたの?

今後、円高になっていくのか?

目次

急激な円高へ。何がおきたのか?

1月3日の為替市場にて一時1ドル=129円台半ばと円高・ドル安水準をつけました。この円高は2022年6月上旬以来7カ月ぶりです。円相場では、去年10月21日に一時1ドル=151円台という歴史的円安を記録しました。これほどの円安は32年ぶりとのことです。たったの2カ月半前後で20円以上も円高・ドル安が進んだことになります。

ツイッターでもふれました。

サーチ

急激な円高がここ数カ月で起きたことが分かります

円高なぜ?

2022年は円安が進み止まる気配をみせませんでした。米国ではインフレ退治で金利を上げ日本の金利差が生じてしまったからです。しかし米国でのインフレも収まりつつあり、利上げの縮小から利下げに向かい金利差は再び縮まるのではないかとの見方が強まり11月から円高傾向へ進んでいきます。

そんな中、12月20日に日銀からこんな発表がありました。

金融緩和策の修正決定

日銀は0.25%程度に抑えていた長期金利の変動許容幅を0.5%程度まで引き上げることを決定。長期金利は足元に変動幅の上限近くに推移しており、実質上の利上げとなります。

金融緩和のスタンスを崩さなかった日銀ですが金利の上限が上がると言うことは金利が今より利上げされてもいいと容認したわけです。市場は実質上の利上げと受け止めているわけですね。

サーチ

市場としては予想していなかった突然のサプライズで混乱を引き起こしました

米国ではインフレを防ごうと政策金利を上げ、日本の金利差が広がっていました。それにより円安が進行。日本にも歴史的な物価高に襲われています。その金利差を埋めるべく金利上限を引き上げたと考えられます。

突然の日銀、実質上利上げによりついに1月3日、1ドル=129円台をつけました。

サーチ

円安が落ちついたのは分かるけど今後どうなるの?

今後、このまま円高傾向へ向かっていくのか?

気になるのは今後のこと、これからどうなるのでしょうか?

おそらく「円高」へふれていくのではないでしょうか。

米国ではインフレのピークアウトから利上げも縮小しています。

大方の見方としては2023年2月1日と3月22日にFOMCにて0.25%の利上げを決定。そこから金利をしばらく維持し、その後0.25%ずつ利下げをしていくのではないでしょうか。

となると日米の金利政策から見れば、今後もドル安・円高傾向になる可能性は十分にありえます。

とはいえ、実際に利下げが始まるのはまだまだ先。

同時に本格的な円高にふれるのも先になるといえます。

しばらくは135円~129円台を推移しそうです。

サーチ

今年は日米がどういった金利政策を行うのか注目ですね!

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