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今回は「米国株 暴落」について解説をしていきます。
今年の10月は9月のFOMCの下落からさらに下落する事態に陥っています。
9月FOMCの記事はこちらです↓
そして11月度FOMCを待たずして暴落している米国株。いったい何が原因なのでしょう?
こういった疑問の参考になればと思います。
米国株が暴落!?理由は?
今後株価は上昇する?下落する?
今は買い時なのか?
米国株、暴落! 原因はいったい何?
今年10月、米国株は再び年初来安価に差し迫っています。
これはS&P500の米国株のチャートです。
9月のFOMC以降の下落は分かりますが10月は11月度FOMCを待たずして下落しています。
事態が急変した予想外の米雇用統計発表
10月7日、日本時間21時30分。米雇用統計が発表されました。
米国の9月の雇用者数、失業率をまとめたもので当然、今後の経済動向を予測するうえでも重要なものといえます。
さて、結果はどうだったのか。
市場予測は25万人増、結果は26万3000人増加。
失業率は3.7%予想、結果は3.5%低下。
つまり労働市場は市場予測より底固く堅調なペースを維持できる強さを示したことになります。
利上げ懸念広がる。
労働市場改善が示されていることから連邦準備理事会(FRB)は当面積極的な金融引き締め策を継続する見通しとなりました。
もし11月度のFOMCで0.75%の利上げが決定すると4会合連続利上げとなり、株価のさらなる暴落も大いに予想できます。
3会合連続大幅利上げの9月度FOMCの暴落。その衝撃を超えてくる可能性もありえます。
結果、利上げ懸念の広がった米国株価は大きく下げることになったということですね。
インフレはいまだに高い水準
FRBは「経済を犠牲にしてでもインフレ退治が最優先」この姿勢は崩さないので利上げ0.75%は十分にありえます。
実際、インフレ退治はまだ高い水準でありながらウクライナ侵攻により供給が滞りやすくなるというダブルパンチです。
インフレがなかなか退治できず利上げ継続が長引く可能性もあります。
そうすれば米経済は大きな弱気相場へと突入するでしょう。
今後の米経済
ここまで低迷する米経済の可能性を示してきましたが、このままずっと低迷するのかといえば
それは可能性が低いといえます。
これはS&P500の長期的に見たチャートです。
これまでも米経済は大きな暴落を経験してきました。
それでも立ち上がるだけでなくさらにそこから成長させ右肩上がりに成長を続けています。
今からはしばらく低迷が続く可能性はありますが長期的にみれば上昇すると考えています。
買い時なのか?
買い時か?待つべきか?
の2択であれば買い時だと考えます。
米経済は十分に落ち込んでおり長期的に見れば大きなリターンとなるでしょう。
しかし今が底なのかといわれればそれは違うかもしれません。
まだまだ暴落する材料は今後も残されておりさらなる低迷がありえます。もちろん底で取得し上昇すればそれだけリターンは大きくなるので誰もが底で買いたいでしょう。
しかし今が底なのか、今後はさらに下がるのか?だれも断言はできません。
「断言すればするほど怪しくみえる」すらあります。
となると比較的に低い水準で買い、さらに下がったら買う。と買い増しをしていくのが一番安全ではないでしょうか。
そして今後の注目はやはり次回のFOMC。どんな金利政策がとられるか。慎重にならなければいけませんね。
投資は自己責任で。