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ピークアウト!円安から円高へ!?今後はどうなる?

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みなさんこんにちは!

「紙があるなら何を書こう」の運営者サーチです!

米国の大幅な利上げにより急激な円安となった日本円ですが大きく展開が変わりました。

目次

ついに円安は円高へ!?

歴史的な上げ幅を記録し続けた円安でしたがおよそ2か月半ぶりに一時1ドル=138円台まで上昇しました。

10日夜146円台の高値を推移していた円相場でしたが141円まで一気に円高へ。11日朝からも円高は続き138円台をつけました。

急激な円高傾向を見せたチャート

11月度の直近FOMCでは4会合連続の0.75%大幅利上げ決定にも関わらず

なぜ急激な円高となったのでしょう?

ピークアウトしたインフレと円安!

インフレ

物価上昇を緩やかにするために大幅な利上げを繰り返し継続していた米国ですがピークを過ぎた見方が強まりました。

日本時間の10日夜、米国で10月の消費者物価の上昇率(CPI)が発表されました。

結果は前年比伸び率7.7%。

これは9月のCPIの8.2%から減速しており、市場予測の8.0%より下回っていました。つまりインフレが弱まりつつある傾向であり利上げペースも弱まっていくのではないかとの見方が強まりました。

円安

円安では10月21日に記録した1ドル151.9円。

その時日本は米ドル売り介入を実施してドルの価値は急反落しています。それがきっかけでドルの上値が重い展開となっていました。

さらにCPIの結果から利上げペースが弱まれば日本と米国の金利差が鈍化する見方が強まりドル売り円買いが個人投資家の中で行われ円高傾向となったのではないでしょうか。

年末には税金の申告との関係で取引を手仕舞いにする投資家も多くいます。そこで今回の結果から米ドル高・円安がピークを過ぎた可能性が高いと判断すれば今後も米ドル買いに戻る可能性は低い。

さらに円高傾向が続く可能性があるということです。

今後はどうなる?日本国内の物価上昇。

では円高傾向に戻り上昇し続けた日本国内の物価も下がっていくのでしょうか?

下がってはいくとは思います。

しかしそれはまだ先の話、実際に日米の金利差は広がったままであり次回のFOMCでもペースが鈍化するだけで利上げは実施されるのが大方の見方です。

金利差を縮めるには利下げされないと縮めることはできません。

FOMC後は再び円安傾向になってしまう懸念があるということです。

利下げが実施されるのはインフレ退治に成功した後なので来年の春頃から夏頃になるのではないでしょうか?

さらに円安から円高に戻っていき、我々の生活に反映されるのもタイムラグがありますのでさらに先の話になるわけです。

まだまだ物価上昇も覚悟しないといけないかもしれません。

まだまだ家計を圧迫する状況は続きますが光明は見えています。もうしばらく踏ん張りましょう!

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