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今回のテーマは「メタバース」
最近よく聞くワードですね。メタバースは皆さんご存じでしょうか?
近い未来、我々の生活に大きく関わると言われているテクノロジー。
一体それはなんなのか?知っていると知らないでは大違い!学ぶことで未来に備えましょう!
メタバースって最近聞くけどいったい何?
メタバースで生活どう変わる?
本当に今後メタバース業界は発展していくの?
メタバースとはいったい何?
そもそもメタバースとよく聞くけどいったい何なの?
メタバース(Metaverse)それは「仮想空間」のことを言います。
「Meta」は日本語で「超」。「verse」はuniverseのことで「宇宙」。2つの単語を組み合わせた造語です。
実際には「Metaverse」という言葉に現在定義が無く、「仮想空間」や「仮想空間におけるサービス」などに呼ばれることが多いそうです。
とはいえ仮想空間と言われてもピンと来ないかもしれません。例を挙げてみます。
任天堂の大人気ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」などはメタバースを利用したゲームといわれています。「あつまれ どうぶつの森」は無人島でプレイヤーが主人公を操作し、島の開拓をはじめ、自分の部屋に家具を揃えたり、虫取り、釣り、化石発掘、ゲーム内のキャラクターとコミュニケーション、オンラインでは他のユーザーと遊ぶことも可能。まさにリアルとは別の空間でもう一人の自分を過ごす感覚ですよね。
メタバースとは「あつまれ どうぶつの森」の空間(つまり「仮想空間」)に自分が入り、そこで生活することが出来る。
現実世界に自分の体はあるが、もう一つの空間で自分が行動できる空間のことをいいます。
SONYのゲームソフトでもVRといって自分の体は現実世界にありながらゲームの中、つまり仮想空間で自分を動かせます。それはゲームだけでの話ではなく動画でも同じです。すでにメタバースというものは体験している人は多いはずです。
メタバースは今後どのように我々の生活に関わってくるのか?
ではメタバースはどのように今後我々の生活に関わってくるでしょうか?
上記に挙げたようにゲーム業界ではすでに参入してきています。はたしてゲーム業界だけでしょうか?
実は様々なところでメタバースの試み、利用は始まっています。ショッピングとして仮想空間の中で商品を手に取り、よりリアルに近い感覚で選び買うことが出来るのではないか。
ライブやイベントの会場を仮想空間上にしてそこで来場する。仮想空間なので家に居ながらライブやイベントの体験ができるようになるのではないか。
このように主にエンタメ市場に利用がされ始めていますがそれだけではありません。
人はもう現実の職場にはいかない⁉
仕事に行くため、渋滞に巻き込まれイライラしながら車を運転したり、満員電車で座席の争奪戦をしたりそういったことはなくなるかもしれません。
仮想空間内を職場にしてしまえばいいのです。
メタバースはその空間に参加すれば誰とでもその仮想空間を共有できます。全員が家でもどこでも話し合ったり、作業に参加し空間内のホワイトボードで作業内容を書き込むなんてことも可能になります。それはまるで自分を含めたみんながその場にいて動いたり表現したりすることもできる。ほとんど対面と変わらない状態で共同作業が出来ます。
それは今まで利用されていたオンライン会議とは違い、アバターという仮想空間内の自分で参加するので表情や雰囲気なども共有しやすくオンライン会議とは一線を画すことになります。
人は仮想空間に出勤する日が近づいているのです。
今後メタバースは発展するのか?
メタバースはまだまだ発展途上で今後どのようになっていくのか注目したいところです。
メタバース利用は上記に挙げた活用例だけではなくまだまだ利用場面があると思います。
また多くの大企業はメタバースに注目し事業に取り入れていこうと言う考え方を示しています。(マイクロソフト、GOOGLE、ディズニー、日本ではKDDI、ソニー、パナソニックなど) 米の大企業GAFAの一角を担うFacebookでは社名を「Meta」に変えてメタバース事業に今後注力していくと発表しました。
カナダの調査会社エマージェン・リサーチでは、今後のメタバース市場の規模は年平均成長率43%ほどで推移していくとみられています。アメリカの金融テクノロジー企業「ブルームバーク」や仮想通貨投資信託の最大手「グレイスケール」でも今後の更なる発展を確実視しています。
専門家では将来、人はリアルの時間のほとんどを仮想空間で過ごすようになるまで言う人もいるほどです。ここまで言われると少し怖い気もしてきますが、ここまで発展材料が揃ってしまっているとメタバース事業が今後も伸びてくるのは期待できるのではないでしょうか。
あとは法律整備。どんな技術もですが新しい技術が出来ると新しい悪用方法も出てきます。しっかり皆が安全に利用するためにルールは決めなければなりません。しかし法制定には技術やシステムを理解しなければ制定などできません。ましてや発展途上の技術など法制定が進むはずもないでしょう。
発展し「我々の生活の中で普及する」という意味ではまだ時間がかかるかもしれませんね。
不安と期待が渦巻くメタバース。今後の動向に注目です。